2010年 12月 22日
ヨコスカン・ミラクル |
♪もう一度君に逢えるとは 思いもよらぬ出来事さ
CRAZY KEN BAND「ヨコスカン・ミラクル」
数日前のこと、ひょんな思いつきから友人に車を出してもらい、横須賀は米軍基地メインゲート前にある「HONEY BEE」へソフトクリームを食べに行ってきた。閉店時間ギリギリで目的のソフトクリーム(美味!)にありつき、その場のノリで深夜のドブ板を散歩することに。特に目的地も決めずに歩きながら何本目かの角に差しかかったところ、側面の壁にスロウアップが見えたので近づいてみると、そこに見覚えのある文字が描かれていた。
数ヶ月前になるが、ある日突然、自分宛にメールを送ってきてくれたグラフィティ・ライターがいて、彼のタグネームとその文字が同一であることを思い出したのだ。「MENTAK SKATE TRIBE一同様」と書かれたそのメールには、陰ながらクルーの活動を応援していること、そして「気が済むまで壁を見詰めて観察を続けてください」というメッセージが添えられていた。
その数十分前。横須賀へ向かう車内で運転手の友人に向かって前日に起こった、ある“MAGNETIC(まるで磁力によって結びついたかのよう)な出会い”についてひとしきり説明した後、「街をさ迷っていると、その迷路のような道筋で、ある時突然、まさに路上の賢者といえそうな人(物)に出会い、彼らの手招きによって、気がつくと、自分で目指していた以上の場所にいる」という坪内祐三の一文を引き合いに出しながら、その言葉を自分が未だ生きていることを再確認した、と口角泡を飛ばして語ったばかりだったのだ。
「彼らの手招きによって」起こる「思いもよらぬ出来事」の連鎖に翻弄されながらも、自分が立っている場所をじっと見つめる。見つめる。見つめる。そして出てくる言葉はひとつ、STREETWISE。 ▲SEIMITSU ONE(200?年)。横須賀ドブ板通り。
CRAZY KEN BAND「ヨコスカン・ミラクル」
数日前のこと、ひょんな思いつきから友人に車を出してもらい、横須賀は米軍基地メインゲート前にある「HONEY BEE」へソフトクリームを食べに行ってきた。閉店時間ギリギリで目的のソフトクリーム(美味!)にありつき、その場のノリで深夜のドブ板を散歩することに。特に目的地も決めずに歩きながら何本目かの角に差しかかったところ、側面の壁にスロウアップが見えたので近づいてみると、そこに見覚えのある文字が描かれていた。
数ヶ月前になるが、ある日突然、自分宛にメールを送ってきてくれたグラフィティ・ライターがいて、彼のタグネームとその文字が同一であることを思い出したのだ。「MENTAK SKATE TRIBE一同様」と書かれたそのメールには、陰ながらクルーの活動を応援していること、そして「気が済むまで壁を見詰めて観察を続けてください」というメッセージが添えられていた。
その数十分前。横須賀へ向かう車内で運転手の友人に向かって前日に起こった、ある“MAGNETIC(まるで磁力によって結びついたかのよう)な出会い”についてひとしきり説明した後、「街をさ迷っていると、その迷路のような道筋で、ある時突然、まさに路上の賢者といえそうな人(物)に出会い、彼らの手招きによって、気がつくと、自分で目指していた以上の場所にいる」という坪内祐三の一文を引き合いに出しながら、その言葉を自分が未だ生きていることを再確認した、と口角泡を飛ばして語ったばかりだったのだ。
「彼らの手招きによって」起こる「思いもよらぬ出来事」の連鎖に翻弄されながらも、自分が立っている場所をじっと見つめる。見つめる。見つめる。そして出てくる言葉はひとつ、STREETWISE。
by gnk-one
| 2010-12-22 00:04
| DAYS/MEMO